ロストチルドレン

発売日
1998年1月15日
発売元
ゲームバンク
定価
5,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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プレイステーションオリジナル。 同タイトルの映画がベースで、バイオハザードと同様に視点固定(切り替えできるものもある)でラジコン操作で動く少女を動かして会話やアイテムを拾って謎を解いていくアドベンチャーゲーム。

基本は元映画でストーリーを知ってるのが前提となってます。 いきなりのプレイだと話の展開が読めなくて理不尽な内容に思えると思われます。 一部のシーンではもたつくと地下室へ放り込まれ、3回までは脱出できるらしいですが、4回目でゲームオーバーだったり、途中デストラップが存在します。 まあ、それらを含めて引っかかってみるという楽しみ方もアリかも。 アイテムは10個まで拾えるとありますが、そこまで拾わなくてもゲームは進むので捨てる選択をした記憶がないです。 シーンが変わるとアイテムを全ロストというのもあってクリアに必須なアイテムを抑えられればいけるかも。 ただ、アイテムを使ったり進めたりする上でのポイントが選びにくく、序盤でも隠れるシーンで隠れ方をちゃんと理解して無いと倉庫に閉じ込められてやり直しになったりします。 この辺りが難易度を高める要因かと思いました。 アイテムの使い方もある程度決まってるのが残念でした。 サターンの慟哭みたいに1つのアイテムでも使い方が複数あってうまく使わないと駄目みたいなのがよかったのですが、全体的に難易度を上げてしまうから結果的には問題なかったかな?

セーブが一応可能ですが、行なった場合15ブロック(1カード分)使うらしいです。 うちはセーブせず電源入れっぱなしだったのでセーブしませんでしたが、小まめにプレイする方は要注意かも。 アクセス速度は比較的気にならない方かと思いました。

映画を知らずにプレイしていたので話の展開がイカれすぎと思いましたが、見てればもう少し印象が違ったかも。 アドベンチャーとしてはそれなりによくできてますので十分堪能できたと思いました。 ただ、こういったコラボは独立性が低いのでゲームだけで楽しめる内容の方がベターだったかも。 クリックポイントももう少しわかりやすくしないと、ハマったらそれっきりという人もかなり居そうな難易度です。 動画というかゲームシステムはシグノシスなので長年培った技術はなるほどって思えます。難点は難易度とシナリオかな?