マール王国の人形姫

発売日
1998年12月17日
発売元
日本一ソフトウェア
定価
5,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

画面イメージ

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プレイステーションオリジナル。やや斜め上から見下ろす視点でドット絵キャラを操作するRPG。 特異な点としては、ミュージカルRPGという点。起動して放置するとデモ画面中もミュージカルで演出してます。

基本的に街中などの人から会話を聞いて話を進めていくタイプです。 キーワードとなる会話を聞くことでそのポイントへ移動して目的のものを探し出すとか、敵を倒すとかしていきます。 全体的に敵は弱めなので難なく進むことが出来ると思いました。 途中、複数分岐できるのですが、分岐先はどこへ行ってもいいように敵のレベルが同じくらいなので、一度どこかをクリアし、適度にレベルが上がると難なく進めるようになります。 きついのはボス対決でいくつか戦闘が続く場合くらいかも。

パーティは自分+3キャラで、最初に1キャラ加わってスタートします。あとは、探し出して仲間にするだけ。 それと、モンスターも大半が仲間になります。序盤はモンスターを仲間にすると楽に進められます。 操作的には普通かな?もう少しメニュー操作を考えれば満点でした。 例えば一番上のメニューで上に操作したらメニューの一番下にいくとか、前回選択したものがデフォルトとかユーザー側の操作を考えるともう少し考慮されててもいいかも。 ただ、そこまでやるソフトは少ないので一応問題ないレベルです。音楽的には満点かも。 特に違和感ある曲もないし、心地よい曲が多い感じでした。 ストーリーはよくあるタイプですけど、笑えるし、泣けるし、十分合格点かと思います。

難点といえば、せっかくモンスターが仲間になるのに保持できる枠が少なすぎる点、自分と一緒に行動出来る枠も、基本の人形を一通り入れると残り1つというのも問題かも。 せっかくレアっぽいモンスターを仲間に出来ても、すぐに戻らないと次のモンスターを仲間に出来ませんし。 せっかくモンスターブリーダーっぽい遊び方も出来そうなのに残念です。 それぞれのモンスターも育つとすごく強くなるみたいですし、パーティに入れたいところですけど、基本キャラが多すぎて使わない状態なのが残念です。

発売当時周りから薦められた記憶がありますが、プレイするソフトが多すぎて手を出しませんでした。ですので、プレイが今頃だったり。 まあ、プレイしてみたら薦める理由がわかった気がします。これはお勧めできる一品かも。