プチカラット

発売日
1998年6月25日
発売元
タイトー
定価
4,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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アーケードゲームからの移植です。対戦ゲームですが、システムはブロック崩しと言う最近では珍しいゲームです。 同社のパズルボブルをブロック崩しにして、対戦ゲームに仕上げたと言う感じですね。

ブロックの代わりの宝石が上から迫ってくるので、手前のラインまで到達する前に崩す訳ですが、うまくブロックの足場を無くせば大量に崩せます。 その崩した個数に攻撃力を計算した数のブロックを相手に邪魔ブロックとして送り込むことが出来ます。 当然キャラ単位に攻撃の法則が異なりますので、使い方次第です。 対戦ゲームとしては詰めがかなり甘いゲームと感じます。 仕掛けるタイミングがとりにくく、ボールの制御もいまいちなので、自分が危機となった時や、今ならチャンスと思える場面でうまくいかなかったりするもどかしさが強く残るゲームです。 この辺の改良が出来ればいいのですが、根本的に無理なのかな?アーケードを少しやってみましたが、何が足りないかわかりました。 それはボールのスピードです。プレイステーション版はボールの速度が遅すぎる。 それと、アーケードでは専用のコンパネのおかげで細かい操作が可能ですが、これはボリュームコトローラを使わない限り制御が難しいこと。 これが敗因かも。

キャラクタははマニュアルに書かれているもので12人。そこそこ可愛いと思うので、キャラの人気だけでも出そうな気がしますね。 同人でも既にあったし。当然ギャルばかりでは無く、野郎も居ますよ。まあ、キャラがいいから☆一個追加と言う感じです。

インターフェイス部分ですが、入力は通常のコントローラ、マウス、アナログコントローラ(デュアルショック)、ボリュームコントローラ対応です。ナムコ製で無いのにナムコのSCPH-00015対応と言うのはうれしいですね。 これでキューティQ、ジービー以外に使う機会が出てきましたし。これ以外のコントローラはお話にならないのでボリュームコントローラでプレイをお勧めします。

まあ、興味のある方はどうぞと言う感じですね。対戦ゲームを求めて買うとちょっと辛いかも。