真説サムライスピリッツ武士道烈伝

発売日
1997年6月27日/Best 1998年7月23日
発売元
SNK
定価
6,800円/Best 2,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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プレイステーションオリジナル(ネオジオCDからの移植ですが発売が遅れて同時発売とのこと)。格闘ゲームのサムライスピリッツ、真・サムライスピリッツを基にしたコマンド選択式のRPGです。

サムライスピリッツのボス・天草の話の邪天降臨之章と真・サムライスピリッツのボス・ミズキの話の妖花慟哭之章から構成される。 主人公を覇王丸、ナコルル、右京、ガルフォード、幻十朗、チャムチャムから選ぶことができ、あと二人まで仲間に加えることができる。初期選択の6人以外も仲間にできるので、うまく構成すれば進行が楽になります。幻十朗は一人旅らしいですが。 それぞれの主人公にストーリー細かいストーリーがあるのでそれぞれ楽しむには時間がかかりそうです。 仲間にできなかった他のキャラは、お助けキャラや敵役っぽい形で出現します。 シナリオをクリアするとおまけにサブキャラのサイドストーリーを見ることができます。 基本はコマンド選択式のRPGですが、奥義を格闘コマンドで出すことも可能です。格闘コマンドにしたからといってメリットはないのですが。確実に奥義が出せるコマンド選択式で十分楽しめます。

自分は邪天降臨之章しかプレイしてませんのですべてプレイしていれば違った感じ方をした可能性があります。 シナリオはほぼ一本道ですので、特に迷うこともなく進められました。行ける場所でイベント発生で、それをクリアすれば次の道が示させられるので迷うこともないと思います。 サブシナリオや奥義を習得できる道場などは特に行かなくてもクリア可能なので、余力があれば周ってみるのもいいかも。 敵も程よくエンカウントするので地道に倒していけばレベルもちょうど良く上がっていく印象を受けました。ただ、ある程度レベルを上げてもパーティが全滅する可能性が付きまとうので油断できませんが。 シナリオを早く進めようと思うとエンカウントが若干うざく感じる可能性があるかも。 自分的にすごくいいと思ったのは、グラフィックと音楽かな。書き込まれたドット絵が素晴らしいです。エンディング画面のグラフィックもすごいと思いました。しかもアニメしてたし。 音楽はサムライスピリッツからの流用もありますけどうまく馴染んでいてよかったと思います。 ネオジオCDで問題だったアクセス関係は特に問題ないレベルです。戦闘開始前のアクセスが多少遅い感じもしますけど、他のゲームでもこんなものと思えますので問題ないかと。セーブでのメモリアクセスも早いほうです。

元の格闘ゲームを楽しんでいた人向けと思われますが、遊んだことが無くても十分楽しめる一本だと思います。