THE囲碁

発売日
1998年11月19日
発売元
D3PUBLISHER
定価
1,500円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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シンプル1500シリーズの第五弾です。

囲碁自体なかなか売られないので選択幅が狭いのが難点です。これは基本的な設定を一通り入っていると思われますね。 対戦相手(当然二人プレイも可能)、難易度、先手・後手、盤、手合割と設定でき、ゲームを開始します。 プレイ前提が囲碁を「知っていること」なので初心者には向かない作りですね。 せめて説明書に基本ルールくらい書いて欲しいと思いました。 取説からしてシンプルなのはどうにかならないのか? 他に囲碁ソフトは持ってないのであまり比較になりませんが、盤の設定で9路、13路、19路の選択が出来るのですが、9路というのは初めてみました。 19路は一般で良く見かける盤です。13路は昔囲碁をやっていたとき時間短縮でよく使っていた記憶があります。でも9路は見たことが無かったので斬新でした。 この9路ならあまり時間が取れなくても手軽に楽しめそうです。

問題点はユーザーフレンドリーでは無い点と、難易度かな?もっと初心者でも扱いやすくヘルプをもっと多くして欲しいですね。 それと難易度ですが、自分が下手なのはわかります、が、しかし、初級でもなかなか勝てないレベルなので囲碁としてはいいのかもしれませんが、「楽しめるか?」という点では謎です。 中級や上級が鬼のように強くても構いませんが、初級はへまをやらかすくらいの作りでないと初心者にはまったく楽しめないと思われます。 強さを求めるのは構いませんが、もう少し遊ばせてくれる難易度設定があってもいいのでは?

欲を言うと詰碁が出来たり、碁石を使った別のゲームが出来ればよかったと思います。 特に連珠とまでは言いませんが、五目並べくらいは入れて欲しいなぁ別に出すことは無いだろう(笑)如何にシンプルとはいえ、もう少しサービスしてくれてもいいと思いますね。

まあ、軽くプレイできるという点とコストパフォーマンスが良いという点だけはお勧め出来ますね。