トゥルーラブストーリー2

発売日
1999年1月21日
発売元
アスキー
定価
6,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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プレイステーションオリジナル。前作のトゥルーラブストーリーのシステムをそのまま引き継いだゲームです。

このゲームは「2」といいつつシステム以外の要素をすべて新しくしただけのものです。 Wizardryのシナリオ2みたいな感じです(笑)ですから、前作が気に入らない人(特にゲームシステムが)には絶対お勧めできません。 今回もランダム性にかなり苦しめられますし、細かいセーブ・ロードの繰り返しになっているからです。 ここが気に入らなかったから買うのを控えてましたが、やはり下校を楽しむゲームという点で見れば面白いのでキャラの魅力だけで買ったようなものです。

前作は4季節でしたが、今回は3学期という学期単位。それぞれの学期で全く同じことを繰り返すという、こういう繰り返しを好む人でないと全く楽しめないゲームです。 レギュラー4人に学期キャラ2人づつ加えた10人ですが、実際は制服違いCGもあるので18人分攻略…さらに好感度の上がり方で2通りありますので36人分プレイしないと全部のCGが揃わない間抜けなゲームです。 さらにイベントはランダムとなってますから36回プレイでは到底全部のCGをそろえることなんて出来ません…というかそろえること自体不可能です。 こういう点をディレクターは考えていたのでしょうか?疑問が残ります。

確かに前作よりは親切な作りになっていることは事実です。移動マーカーのおかげで行動がかなり惑わされますけど、一から攻略(というかイベント探しか)を作るのに役に立ちますし、メモなどを見なくてもだいたいこの好感度の位置関係でこの時期ならこのキャラのイベント…と見分けられますから進化していることは認めます。 それでも根本がアレですからこれも同じであって…まあ、どうでもいいか。

一応一通りのキャラのエンディングを見てます。一部のキャラは自力攻略でなんとかなりました。(CGはランダムのため揃わないけど…むかつく)キャラクタだけの魅力で言えば☆4個の価値はあります。 いろいろなキャラの反応を楽しめますし。絵的に気に入っているとか、前作をかなりやり込んでいた人にはお勧めですね。というかやれ!(笑)やって損はないです。 いままで見向きもしない人は、この先やらぬが得策。さもなければ石の中にいる!(笑)