続・御神楽少女探偵団

発売日
1999年10月7日
発売元
ヒューマン
定価
5,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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プレイステーションオリジナル。前作である御神楽少女探偵団の続編シナリオです。 前作の最後のシナリオである『猟奇同盟』が未完で終わってましたが、その続きから開始となります。 当然前作のシナリオの最初からプレイも可能となってます。

基本的なことはまったく前作と同様です。 フルボイスと期待されてましたが、結局ボイスが出るポイントはシナリオの前後の重要な部分だけです。 それゆえ、なぜに4枚組なのかは謎です。 大きな違いは捜査編や解決編に解決までの推理を自分で選ぶ点です。 この手の推理者は最後に語られて終わりですが、これは自分で推理したものを選んで正しくないとあとで評定が落ちる仕組みになってます。 ゲーム自体にはあまり影響しませんが、おまけCGが変わったりします。 通り一遍のプレイで終わるのではない点はなかなか良かったと思います。 相変わらず推理トリガーを引くポイントがわからないと数点の為に話が進まずに動き回って苦労するのは変わりませんけどね。 行動範疇を移動し尽くして会話も詰まったなら多少アドバイスをなぜ入れないのか残念でした。 途中のパズル的な謎である金庫の奴も難しすぎるし。

それと、ゲーム中に操作説明をしていますので、基本的にマニュアルを読む必要はありまません。 こういう作りは関心ですけど、オプションの細かすぎる設定の説明が足りないのでは?もう少し説明が欲しいところ。 まあ、メインとは関係無いから別にいいですけどね。 ただ、難点は1つ。アナログスティックの左の押し込みで画面の表示倍率の変更が出来るのですが、どこにも説明が無い点。 うちはRGBモニターなのでドットのにじみがなく、640x480表示で問題無く隅々まで見えますけど、一部拡大して見たいシーンがあり、気付いたのがかなり後。 それもジョイスティックをパッドに切り替えたときにわかったので。根本的な点がまずいかと。

今回のシナリオもかなりボリュームがあり、気付いたらプレイ総時間は34時間オーバー。 さらにおまけのエキストラシナリオで3〜4時間遊んでしまいました。 当然やり直しも数回してますので、実プレイ時間はさらに多かったと思われます。 それくらい入り込めたシナリオが多かったということかな?十分満足のいくものでした。 それでも一部強引なシナリオ(推理)展開がありますけどまあいいかな?なかなか感心したのが人物関係ですね。 うまく関連してる点はなかなか面白くてぐぅ。でも単に世界が狭いだけというだけかもしれませんが。

新シナリオ分のキャラや背景以外使いまわしが多いです。音楽も使いまわしなのでですが、これはいいとして、OPムービーも使いまわしだったのが残念。 音楽は同じでも映像自体は別なのにして欲しかった。

一応ギャルが出ますけど、ギャルゲーとはいい難いゲームです。見た目も可愛いギャルが出ているのはわかりますけどそれだけです(笑) お色気や可愛さでどきどきするシーンは一切ありません(笑) ここでトリガーを引いていいのか?というどきどきはありますけど。 シナリオの合間のデフォルメキャラのアニメが楽しいとかOPでパンツがちょっと見えてるとかそういう楽しみはありましたけどね…あっ、これは前と一緒か。 まあ、本格的な推理物のゲームをやりたい方はお勧めです。