EDC-T

掲載
Oh!X 1990年11月号
作者
山田純二
言語
マシン語


ソフトの概要と感想

画面イメージ

タブコード対応のスクリーンエディタ。コントロールキーとかESCキーが無いのでコマンドモードと編集モードを持っている。 編集モードで@キーによってコントロールキーのように機能を使うことができます。コマンドモードはファイルのロード、セーブや各種操作やエディタ終了などが実行できます。 自分的にはこのエディタが一番使いやすく感じますが、コントロール機能はEmacsと同じだともっと使いやすかったかもって思います。


Windows上のテキストファイルを取り込むTIPS

注意点は文字コードくらい。S-OS(あるいはS-BASIC等)でのコードを意識してWindows上で扱わねばならない。 S-OSでのテキストファイルは改行コードがCR(0DH)で終端がNULL(00H)です。Windows上でこれらが扱えるエディタが必要です。 うちではSAKURA Editorを使っております。Windows上で作ったテキストファイルの最後にNULLを挿入し、保存する時に改行コードをCR(Mac)にして保存します。 保存したテキストファイルをうちのステートセーブ内のメモリ編集ツールを使って埋め込みます。ダンプ詳細で、バイナリを指定し、開始アドレスはS-OSで使うエディタのテキスト格納アドレスを指定します。 EDC-Tだと4E00Hを指定します。書き換えたらステートセーブを読み込ませ、エディタをロード、ホットスタートさせればテキストが復元されていると思われます。 そして、エディタからセーブコマンドでディスクイメージなり、テープイメージへ書き込めば利用可能となります。 あらかじめステートセーブ前にエディタをロードしておくと便利です。