SLANG

掲載
Oh!X 1988年3月号
作者
大貫信昭
言語
マシン語


ソフトの概要と感想

画面イメージ

C言語ライクなコンパイラ言語。フリーフォーマットで関数を記述する形でプログラミングしていく。関数の開始・終了に大括弧が疲れますが、BEGIN・ENDも使えるのでC言語に近づけたければ大括弧、Pascal風にしたければBEGIN・ENDを使うといいかも。 ポインタの概念はないですが、マシン語のコードも埋め込めるので意外と応用できる。発表されてから機能拡張されており、ファイルI/Oや実数演算ライブラリ、MAGICと連携もできる。

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SORBANを利用した実数演算ライブラリのサンプル。円周率を算出するプログラム。繰り返し計算させて精度を上げていきます。小数点以下17桁完走させるのにはかなり時間が必要と思われます。

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SORBANを利用した実数演算ライブラリのサンプル。レイトレーシングをキャラクタベースで行ってます。画面に向かって右上に光源があってボールを照らし、平面に影が出来てるというイメージです。画面を80x25文字として一文字ずつ左上から右下に向かってスキャンし、光源、ボール、平面を計算して視点から見える状態を描いてます。この時代にグラフィックを駆使したレイトレーシングプログラムが出回ってましたので探してみるといいかも。