あらすじ

タイトル

伝説

誰も知らない大海原にぽっかり浮かぶ7つの島
そこが平和な国メルルーンなんです
メルルーンには、昔から語りつがれている伝説があります
はるか昔・・・
まだメルルーンに2つの村しかなかったころ
人々は貧しいながらも平和な暮らしをしていました
季節はずれの嵐が通りすぎた次の日
漁師の一人が浜辺に倒れている親子を見つけました
親子はどこか他の島の人で
船が嵐に巻き込まれて流されてきたらしく
かなり衰弱してました
漁師は親子を家につれて帰り看病しました
次の日の朝目がさめた漁師はびっくり
きのう助けた親子の姿が見当たりません
しかも家の中のものがすべて無くなっていたのです
それまで人を疑ったことのない漁師は
このときはじめて人を憎み恨みました
とそのとき
大きな雲がどよどよわきあがり
激しい風が吹き、稲妻が鳴り響きだしたのです
そして、不気味な笑い声とともに
恐ろしい魔物が現れたのです
魔物は畑をあらし、川をあふれさせました
村人達は何もできず
ただ魔物達のすることに耐え続けました
恐れていたことがおきました
それまで畑や建物だけをあらしていた魔物が
とうとう村人を襲いだしたのです
村人は必死で逃げました
追ってくる魔物にやられてしまう仲間を
助けることができない弱さに
そして何も抵抗することができないみじめな気持ちに
涙がとまらなくなりました
なんとか山奥のどうくつに逃げ込んだ時には
ほとんどの村人は恐怖と疲労で倒れてしまいました
『なぜ私達がこんな目にあうのですか・・・』
人々がそう叫んだとき
あたり一面にまばゆいばかりにきらめき
どうくつの前に人影が現れました
人々は魔物がせめてきたものと思い込み
恐怖のあまり声もでません
『安心なさい、もう大丈夫魔物は私が退治しましたよ』
暖かく優しいその声に人々の気持ちはやわらぎました
そして、恐る恐る外にでてみると
魔物はいなくなり
空はすみきっていました
『魔物は私が封印しました、当分の間は大丈夫でしょう
・・・しかしまた復活するかもしれません
その時は、私がメルルーンの7つの島にちりばめた宝が
きっと助けてくれるでしょう・・・』
声の主は、ほほえみながら光の中へ消えていきました
こうして村人達はまたもと通り
平和に暮らしこの出来事を伝説として
語りついでいったのです。


あらすじ

お姫様が19才になり、王様が跡取りになる王子を国中から募集しましたが、 国中に居るほとんどの若者は婚約者が居て、王子になれないし、なろうともしなかった。 そしてやってきたのは、主人公であるトーマス・ブラウンとジム・サスペンダーの二人。 王様は、メルルーンに伝わる7つの宝を集めたものが王子になり、世界をも救うという夢を見たと言う。 そして二人に宝集めの旅を命ずるのであった。

まあ、こんな感じで話が進みます。