emz2000

ジャンル
エミュレータ
配布元
https://ja.osdn.net/users/tfukui0/pf/emuz20000/wiki/FrontPage
Gentooでのパッケージ名
なし。配布先からソースを取得してコンパイルする

ソフトの概要と感想

画面イメージ

SHARP MZ-80B/2000エミュレータ。楽しむためには別途イメージ化したソフトが必要です。

2018年現在、EsounDが置き換えられた為、現状では動かすのに多少システムに手を入れる必要があります。配布先にある、「esound-extadd-howto-xxxxxxxx.tgz」を参考にしてください。 当方のGentoo環境では、EsounDの置き換えにPulseaudioを使用してますが、素の状態ではEsounDが無効化されてしまいますので、Pulseaudioをコンパイルして必要なモジュールを作成する必要があります。 ebuildファイルを作ってインストールがスマートですけど、うちはmedia-sound/pulseaudioをemergeでコンパイルまで進ませ中断し、展開されたソースをコピーし、./configureを実行(EsounDが有効なのを確認)し、makeでコンパイルしました。素のソースだと問題があるので、パッチを適用したものが必要でした。(自分でパッチをあてられる人はご自由に)src/.libs内にあるmodule-esound-protocol-unix.soを/usr/lib64/pulse-*/modulesへコピーします。/etc/pulse/defalt.paを必要なら編集してコピーしたモジュールが読み込まれるようにします。(現時点ではモジュールがあれば読み込むようになってました) 次にesoundをコンパイルします。esound-extadd-howto内にソースのtarボールがあるのでそれを利用するか、GNOMEソースから取得してください。esound-extadd-howtoの説明にあるconfigureの実行時に追加でLDFLAGS="-lm"を追加して下さい。これを追加しないとlibesd.aの作成時に未定義エントリでエラーになります。 出来たlibesd.aとesd.hをコンパイラが参照できるところへコピーします。うちは/usr/lib、/usr/includeへ入れました。esound.pcを編集してインストール先のprefixを書き換えます。また、Libsの行に-laudiofile -lasoundを追加してください。(esound-extadd-howtoに入っているesound.pcと同じにする) これでemz2000のソースをコンパイルできると思います。ちなみに、うちの環境だとapp-i18n/nkfとx11-misc/gccmakedepが必要でした。