LOCOROCO(☆☆☆☆☆)

 

ジャンル
アクションゲーム
必須BIOSバージョン
2.60以降
媒体
UMDディスク
定価
5040円(BESTあり。2800円)
発売日
2006年7月13日
発売
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパン

ソフトの概要と感想

ゲームタイトル

PSPオリジナル。サイドビュー視点で左右に傾け、自分を転がしてゴールまでたどり着く アクションゲーム。

このゲームは、まず音楽で興味をそそられると思います。TVCMなどでも聞いたことが あると思いますが、独特の言語(発音的には日本語なのでしょうけど)で歌われる歌が耳に 残ります。ゲーム内ではプレイヤーが選ぶキャラ単位にBGMと歌う歌が異なり、結構長く 楽しめると思いました。

ゲーム操作は単純で、LRボタンで左右に画面を傾け、下にかかる重力を利用して移動する もの。ジャンプボタンと分裂・合体ボタンで操作していきます。ジャンプはわかるとして、 分裂・合体が出来ます。スタート時、自分は数個程度くっついた状態で、ゲーム内の花みたい なアイテムを取ると1つ増えて大きさも大きくなっていきます。最大20まで増やすことが できます。分裂は、狭い道や障害物に踏み潰されたりすると発生し、今自分がくっついていた 数の小さな体へ分裂します。それぞれ大体同じ方向へ動きますが、中には勝手にうごくのも あったりします。分裂した体が近くにあるところでボタンを長押しすると合体します。 この分裂と合体をうまく行っていくことで、散らばったアイテムを回収したり狭い道を進める のでゲームの肝にもなります。

他のギミックもいくつかあり、ボールを溝にはめたり、押せるアイテムを所定の場所まで 押していって組み立てたり、それらを利用して届かない場所へ行ったりします。地形的な ギミックとして、普段見えない場所も行ってみることで入れたりし、アイテムが隠されたり するので探求的な楽しみも十分あります。 プレイヤーでない味方のキャラが居ますが、大抵寝てます。一定数増やして待機すると 自分が歌って相手を起こして進むことが出来ます。一定数を保つのが結構難しいところもあるので いかにやられずに進むことが出来るかがポイントになります。

ダメージを受ける敵キャラも存在します。ミスとなるのは分裂した状態の最低限の状態で とげなどの障害物や敵キャラに食われた場合です。複数居る場合は1つが犠牲になり、 自分は生存できます。増えた数がライフ代わりということです。障害物はよけるしか手が ないですが、敵キャラのうち、いくつかは体当たりで倒せます。ジャンプを利用しますが、 威力がないと逆に食われますので、飛び上がるタイミングが命です。

また、ゲームはステージ単位にクリアタイムやアイテムを取った数、自分を増やして ゴールしたときの数、隠れキャラを見つけて捕獲した数などがあり、これらを参考に タイムアタックしたり、取ってないアイテムを取ったりできます。単純にゴールへ向かう だけでなく、途中のアイテムをいかに取りつつ早くゴールへいけるか、アイテムを無視して いかに早くゴールへいけるかなど楽しみ方もあります。

おまけ要素として、ロコハウス(ゲーム内でゲットしたアイテム)を組み立てることが 出来たりします。おまけはあまりやってないのですが、インターネット上を検索してみると 編集したデータを公開してる方も居ます。探してみては?

単純な操作、多くのギミック、軽快な音楽…どれを取っても合格点だと思います。 久々に長く楽しめる1本だったと思います。それ故、PSPを持ってるなら一度はプレイを お勧めします。公式ページに体験版もありますし、季節でハロウィンやクリスマスバージョンも 体験版があったと思います。時々コースも変更されて体験版として存在しますので、 体験版オンリーでも十分楽しめるかも


ゲーム詳細紹介

画面1画面2 画面3

最初の画面がステージなどの選択画面。メインゲームやロコハウスなどの組み立てを選択できます。 次の画面がメイン画面のステージ選択で、行った所のやり直しやクリアしたところの次まで選択できます。 ぞれぞれ、ベストレコードなどの情報が出るので、目標を決めてプレイするといいかも。 最後がメイン画面で、自分は黄色い物体なのでそれを転がしていきます。ゲームが進むとキャラクタを 変更できます。そうなると黄色でなく赤かったり青かったりしますが。