リトルプリンセス

発売日
1999年11月25日
発売元
日本一ソフトウェア
定価
5,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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プレイステーションオリジナル。マール王国の人形姫の続編シナリオ。 プレイヤーはコルネットの娘であるククリを操作することになる。 プレイ時間はゲーム内で50時間程度。10時間くらいはレベル上げ作業だったと思われる。

前作とはだいぶシステムが変わり、自分とパーティになってるキャラとでのターン制RPGで、行動を最初に決めて結果を見守るタイプ。 前作で登場した人形は子孫や継承されたものが登場し、途中出てくるものも多数居ます。 当然モンスターも倒して条件を満たせば人形になって仲間になります。 人形は3体までパートナーとして装備でき、それに付随して能力も上がります。 戦闘でにんぎょうコマンドを選ぶとき、パートナーの能力を引き出すことができ、人形がもつ属性にあった攻撃が可能になります。 敵も属性があり、相性のいいものや悪いものが存在します。 人形を使うとポイントが蓄積され、前作同様の攻撃を出すこともできます。 魔法の類はお金を消費することで発動します。ゲーム内でも大量に稼げるので尽きる場合はレベル上げが必要かも。 あるいは、無駄に高コストの魔法を使いすぎる場合かも。 敵を人形にした場合、前作は枠があったものの、今回は枠が無いので全部集めることも可能です。 ストーリーは章単位で進められ、章内で何段階か小イベントをこなしていく感じです

だいぶ様相が変わったものの、基本は同じなので違和感無くプレイできると思います。 操作するステージで敵が強いと思えばそこでレベルをいくつか上げることで楽になります。 エンカウント率はやや多めかな?と思いますが、逃げることも難しくないのでレベルが低いうちに中ボスというケースもあり得ます。 この場合は苦戦を強いられるので、ある程度のレベル上げは必要と思われます。 敵の属性があるので、人形をうまく組み合わせていけば効率よく倒せますけど、あまり気にしなくても何とかなります。 うちはシャルテ・テラ姉妹と序盤仲間にするのに苦労すると思われるデュークだけで十分な気がしました。 眠りとかの攻撃はまず効かないので攻撃系でゴリ押すイメージが強いです。 お金消費を抑えるアイテムを入手するとかなり楽になる印象がありました。

難点はレベル上げかな。最終ボスがLV60程度らしいですが、うちはLV50程度で到着し、1ターンで瞬殺されて痛い目に。 同レベルくらいにしたら何とかなりました。基本移動で敵が強く感じる場合はレベル上げが必要かも。 最後の場所以外は、レベルに見合った敵が出るのと、モンスターを仲間にするために戦ったりすれば自然とレベルが丁度よくなります。 それでもプラスアルファでレベル上げ作業があるかも?

マール王国の人形姫共にこれはお勧めできる一品かも。 話の展開は普通ですけど、やっていて楽しいですし。 女の子が主人公なので女の子にも受けそうな内容と思います。