シュレディンガーの猫

発売日
1997年5月30日
発売元
タカラ
定価
5,800円


ソフトの概要と感想

画面イメージ

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恐らくプレイステーションオリジナル。3D視点で館やマップを移動していくアドベンチャーゲーム。

シュレディンガーというと、物理を勉強していた人ならおなじみの単語かもしれませんが、挫折してしまったので真意はわかりませんでした。 雰囲気的には時空を越えたりしてそれっぽいかも。ゲームは動き回って落ちてるアイテムを拾って使い進んでいくタイプです。 絵画や閉まった扉を調べるとヒントをくれるのですが、問題は所持できるアイテムが有限なのに対し、空腹というシステムがある点。 空腹やある種の状態変化を放置すると死亡してゲームオーバーになります。時限制アクションゲームならまだしも、アドベンチャーゲームにこれは無いと思う。 セーブロードも自由ですけど、ロードしまくって探索ってのも変な話に思えます。 マップも取説にある限り、かなり広く、自分は一区切りした場面で投げたのですけど、それも序の口といったことろ。 すべてをプレイしてないので何とも言えませんが、このようなシステムにする意味があったのか?と問いたいです。 コマンド選択式のアドベンチャーでも良かった気がします。マップ移動も3Dですが、行動範囲を狭めてると思われる道にフェンスがある点も気になりました。 行き先も曖昧な会話から移動していかないと駄目なのですが、移動速度が遅いのも足かせとなり、非常にストレスが溜まりました。 また、少し酔って気分も悪くなりました。

アドベンチャーというと、好奇心は猫を殺すかがありましたが、このゲームの動作は遅いけどアドベンチャーにはいいと思いました。 これも素材がいいのに惜しいと思った一本です。また、ネタバレになりますが、登場する猫がシュレディンガーであってタイトルに偽りアリです。