reamcastゲームの感

 

タイトル横の☆は個人的な最終の好みです。次の意味があります。

すごくお気に入り     ☆☆☆☆☆
よく出来てますよ     ☆☆☆☆
なかなかいいです     ☆☆☆
コレクターズアイテム   ☆☆
持ってないよりマシ    ☆
ちょっと合わなかった   ★
何じゃこりゃ?      ★★
買って失敗だ       ★★★

総合的に勝手に判断して、操作性(操作しやすさ、ガイダンスなど)、音楽・効果音(BGM、効果音)、シナリオ(ストーリー、設定など)、オリジナリティ(珍しさなど)を5段階でつけてます。良い悪いなんて個人的な見解でしかないので、人によっては変わると思われます。あくまでも参考程度に思ってください。基本的に好きなゲームをメインに買ってます。シューティングやアクションの評価はかなり甘いです。

この評価を参考にあなたがソフトを買って面白くなくても私に責任は無いものとします。 最終的な好みは人それぞれですし、万人が認める優秀なゲーム、駄目なゲームってのは存在しません。


●2002年1月8日追加
AIR(☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○○○
・シナリオ:      ○○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・夏にプレイすべき度: ○○○○○

パソコンゲームからの移植。大本は18禁ゲームでしたが、多分これは全年齢対象版の 移植と思われます。全台詞の音声追加などが行われてます。プレイはCGが1枚欠けるだけ の一応オールクリア状態です。プレイ時間は無茶苦茶かかりました。

18禁パソコンゲームをプレイしてのリプレイとなりましたが、後から出た全年齢対象版 の変更と音声を楽しむ目的での購入です。リプレイなので重要な部分以外は軽く流した程度 です。全年齢としてのシナリオは初めてでしたが、ある部分は無難にまとまってる感じが しました。意味不明だった点も多少直った感じがしてますが、相変わらずラストの展開は 強引って感じがしました。元々あったエロシーンはばっさり削られ、違和感ないキャラの シナリオもあれば、削ったことで言葉足らずって感じの展開もあります。この辺は移植し たシナリオライターの腕の見せ所のはずですが、かなり手を抜いてる感じがします。

操作面で気になった点が1つ。選択肢が選ばれた状態でユーザーに提示される点。 これは新規ユーザーならじっくり読みつつやってるでしょうから問題ないですが、 憶測だと本ゲームのプレイヤーはパソコン版のリピーターが多いと思われます。それなの に選択肢が選ばれた状態のままならボタン連打で選んでしまう状態になってしまうかと。 この辺を予想できないつくり手は甘すぎだと思います。腐るほどこの手のゲームが出てる なか、努力が見えてこない1本になってしまいました。

結局のところ、パソコン版をプレイしている人はプレイのメリットがまったく無い 単なる移植物に終わってます。声をつければ売れる時代は終わってます。もう少し追加 シナリオを入れるとか手の入れようがいくらでもあったはず。 未プレイの新規ユーザーのみ買う価値がありって感じでしょうか。



●2001年11月1日追加
Phantasy Star Online Ver2(☆☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○○○
・音楽・効果音:    ○○○○○
・シナリオ:      ○○○○○
・オリジナリティ:   ○○○○○
・ビジュアルメモリ増殖度:○○○○○

Dreamcastオリジナル。キャラを後方やや上からの視点で操作するアクションRPG。 Ver1ではモデムのみでしたが、Ver2からブローダーバンドアダプタ(10/100BaseT Ethernetカード)対応。また、アルティメットという難易度、新しいアイテムの追加など 改良がされてます。

モデムによる接続が絶望的だったので、ブローダーバンドアダプタ対応をまってま したが、対応時にまわりにだれもプレイする人がなく、他のゲームに没頭していたため 発売から約4ヶ月遅れでスタート。当時一人では詰まらんという話が出ていたので買い ませんでしたが、一人でも十分楽しめるゲームとよくわかりました。もう噂は信じない ようにします。

操作性ですが、3D視点で動き回るのでどうなるか心配でしたが、アナログスティ ックでキャラは自由に方向が切り替わります。視点は一定時間同じ方向を向いている か、Lトリガを引くことでキャラの向いている方向へ切り替えられる点はさすが。予想 外に視点が切り替わったりすると酔いやすいと思いますので、この点は良く出来てると 思います。スタートでメニューの ON/OFF、ボタンで攻撃など(カスタマイズ可能)で、Rトリガを引くとボタンの 内容も変化させられます。ボタンは攻撃の他、テクニックと呼ばれる魔法攻撃、薬等が 割りあてられ、好きにカスタマイズ可能です。Yボタンだけは決まってますが。 また、キーボードがあればオンラインでのチャットなどの文字入力が非常に快適に なります。無くてもソフトウェアキーボードで文字を選ぶとか、シンボルチャットと いう絵文字を割り当てれば何とかなります。

音楽、シナリオは悪くないですが、ずば抜けて良いともいえません。まあ、違和感 無い程度。話はありきたりですけどね。また、クエスト別にいろいろな話があるので すが、ぶっ飛んだ感じがなかなか。オンライン接続できれば追加シナリオがいくつか あります

コンシューマでオンラインRPGとしては初めてですが、よくがんばっていると思い ます。問題点といえば、1つのビジュアルメモリーに1キャラクタしか作成できない 点と、Dreamcast本体に保存される情報を使うので、Dreamcastの置き換えが困難であ る点。敷居の高さともいえる、ISAOのアカウント取得(ハンターズライセンスという 利用料金のアカウンティングで使用)も難点でしょう。オンラインで料金を発生させ る為の仕組みが足かせになってる感じです。ソフトを高くしてオンラインは無料なら もっと気軽にプレイヤーがついたと思うのですけど。また、サーバ機能があれば、 プレイヤー同士で出来るのに。LAN環境でマルチプレイが出来るのが理想かと。

既にパソコン、ゲームキューブと移植されるみたいです が、最低でも異機種間プレイを可能にして欲しいところ。不可ならDreamcastで使った データをパソコンなりほかのプラットホームへ持っていけるようにはして欲しいです。 それが出来ないなら現行ユーザーは移行しないでしょうね。



アイドル雀士をつくっちゃおう(☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○
・シナリオ:      ○○○
・オリジナリティ:   ○○○○
・結局イカサマ麻雀度: ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。過去に出ていたスーチーパイシリーズの最新作です。 新キャラを含む6人のキャラモードと3タイプのキャラをメイクアップしていくメイキ ングモードという構成です。

どちらのモードも前置きでいつもの漫才が入り、本編は二人打ち麻雀です。いかさま も従来のものが使えます。いかさまは得点をひっくり返さない勝ちをするとパネルモー ドとなり、パネルマッチで増えます。パネルマッチをクリアするか、得点をひっくり返 すかオーラスで得点の高い方が勝ちになります。

対象は今までのファン向けです。麻雀目的でもある程度楽しめますが、本格的なもの を求めると痛い目に。相手はかなりいかさまを使いますし、二人打ちですしね。二人打ち では場に出ない牌が多すぎるのでかなり不利なゲームになりますから。

逆にファンなら楽しめる内容になってます。園田さんの絵が嫌いでない、声優に気に 入った方が居るなどの属性に合えば満足できる内容かも。

ADVANCED大戦略(☆☆☆☆☆)

・操作性:       ○○
・音楽・効果音:    ○○○
・シナリオ:      ○○
・オリジナリティ:   ○○
・兵器がさらにマニア度:○○○○○

PC版ADVANCED大戦略の移植かな?PC版との違いは良くわかりません。故に比較はメガドライブ版をベースにしますのでご了承ください。ターン制のタクティカルシミュレーションゲームです。プレイはポーランド侵攻のシナリオが登場するあたり…大体8つ目のシナリオまでプレイしての評価です。

プレイヤーはドイツ軍を指揮し、シナリオモードをメインに進めていきます。メガドライブ版とほぼ同じですが、ポーランド侵攻からではなく、それ以前の軍事演習、スペイン内乱からで、一号戦車から使いこなしていきます。航空機も最初は複葉機という凝り方です。この辺からしてマニア向けと良くわかります。

ゲームの難易度はかなり高めです。基本的に大戦略シリーズを知らないとかなり厳しい内容ですし、メガドライブ版でわざと引き分けにしてユニットの経験値を稼ぐ技がありましたが、それを知らないとオールクリアは難しいと思われます。 追加要素もかなり難易度を上げる要因になってます。辛いと思ったのが生産で、新しいユニットは最初1基しか生産できず、後から補充する点(いくつかのユニットは時々配備されます)、爆撃による降伏が出来ない点、都市の耐久度で補充力が違ったり、飛行場では航空機の着陸が出来ても離陸が出来ない点などギミックとしてはなかなかですが、ゲームとしては難しいです。それに、首都占領しても相手の都市などは中立になってしまうのも痛い仕様変更に思えます。 まあ、これらの要素は悪いとは思えませんので、戦略を立てる上でなかなか考えさせるので慣れればなんとでもなります。ユニットの向きによる防御率の変化や、反撃の影響なども面白いと思いますし。爆撃機の爆撃用爆弾と攻撃用爆弾の区別がないのがいいですね。

プレイを始めた頃、戸惑ったのがデフォルトの設定です。デフォルト設定というのは製作者が与える一番プレイしやすい設定だとおもうのですが、設定をいじらないことにはゲームにならないくらい難易度が高いです。まず、3D表示は非常に見にくいです。慣れの問題もあると思うのですが、初期設定では2D仕様にして欲しかったです。それと、索敵は良いとして、天候、昼夜のルールがデフォルトでオンというのはちょっと。ゲームの特徴でもあるので外せないとは思うのですが、最初から入れてはゲームにならないです。せめて、最初に初級者用、上級者用設定などの簡易設定メニューが欲しかったです。

まあ、いろいろと不満もありますが、長く遊べる良いソフトだと思います。慣れてくるとメガドライブ版の時にハマった面白さが十分受け継がれてますし、兵器もかなりマニアックですし。ゲーム内のおまけの兵器図鑑も集める楽しさもあります。付録の兵器図鑑もなかなかです。WWIIマニアの方にはお勧めできる1本ですね。細かい不満がなければ自分のなかで殿堂入りという感じですし。そう言えば、PC版にあった設定をいじれるコマンドもあるとか。ただし、大勝利にならないらしいですけどね。

エアフォースデルタ(☆☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○○
・シナリオ:      ○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・コントローラが駄目度:○○○○○

ドリームキャストオリジナル。3Dフライトシミュレータ風シューティングゲーム。ゲームのテイスティはプレイステーションのエースコンバットに似ています。

ゲームは複数ミッションから構成されたステージを手持ちの機体を使ってミッション をこなしていくものです。ステージが進む毎に購入可能な機体が増え、ミッションクリ ア時に倒したターゲットによって賞金がもらえるので、それで購入していきます。 ゲーム開始前にブリーフィングでミッションの説明があります。情報がかなり曖昧な のですが、だいたいの位置関係がわかる程度です。ターゲットをすべて破壊するとミッ ションクリアとなります。

まず、プレイして思ったが、ボタンが足りない点。ラダー操作をエキスパートにす ると左右のトリガーでコントロールできますが、スロットル操作は右側のボタンになっ てしまいます。これはまだ良いのですが、ターゲットの切り替えが十字キーなので操 縦桿を離して操作しないとだめということになります。これが唯一の不満です。しかし、コントローラの物理的な制約なので仕方ないといえばそれまでです。機銃が使い物に ならないので、機銃のボタンをターゲット切り替えに割り当てれば問題ないかな?

グラフィックなどはかなり綺麗です。リプレイ画面で地形をみると実写かと思える 時がありますので。さすがに近づいた状態ではドットが荒くなりますけどね。リプレイ はおまけ程度に思ってますが、芸が細かい点はいいとして、詰めがあまいです。視点 が自由に切り替えられたり、ミサイルを打ち尽くしたらウイングにあるミサイルも消 して欲しいです。まあ、おまけだと思いますから別にいいですけどね。もう少しこだ わって欲しかったです。

さすがにプレイステーション用エースコンバットにはかなわないと思います。出来 自体は素晴らしいですけどね。機体はゲーム中に撃墜したらゲットできるとか、もう少 し長く遊べる要素も欲しいです。実際のゲームで、ミサイルが当たりにくいのもどう かな?と思います。リアル志向に近づけるならミサイルが多すぎるし、操作性ももう 少し改善しないとおかしいと思います。敵の挙動も明らかにエアブレーキを使っている 感じなのにこちらには無いですしね。この辺は専門家ではないので何ともいえません が。

この手のタイプのゲームが好きなら文句無い出来だと思います。

エコー・ザ・ドルフィン DEFENDER OF THE FEATURE(☆☆☆)

・操作性:       ○○
・音楽・効果音:    ○○○
・シナリオ:      ○○
・オリジナリティ:   ○○○
・☆があるイルカ度:  ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。元となるゲームはメガドライブ・GENESISで発売され ていた同タイトルの続編となります。

メガドライブのエコーはサイドビューでしたが、3D視点と変更されてます。前も 状況によっては酔いやすかったですが、今回は3D視点でさらに酔いやすいです。体調が悪いときはプレイを避けないと駄目かもしれません。

アクションゲームとしてはなかなか良い出来だと思います。ボタン増加による新しい アクションとして特殊な操作が出来ますが、これによりさらに細かい操作ができるようになってます。謎解きを進めることでゲームが進みますが、うちは詰まって先に進めなくなってしまって挫折しました。

謎解き+アクションゲームですが、このタイプが嫌いでなければ楽しめるかも。個人的には悪くないですけど、難しすぎました。

Kanon(☆☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○○
・音楽・効果音:    ○○○○○
・シナリオ:      ○○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・最後の奇跡度:    ○○○○○

PC版Kanon全年齢対象版からの移植。画面サイズの違いで、CGの書きなおしがあるか知りませんが、問題無い仕上がりです。本バージョンはさらに音声の追加が行われてます。元々自分のなかではツボにはまったゲームなので文句無く☆5個です。それゆえ、☆の数は当てになりません(笑)

PC版を終わらせてますのでこれで2度目(全年齢版は栞のみ終わらせてます)です。それゆえ、攻略上での詰まるポイントはありませんでした。ボイスが入ったのである程度はボイスを楽しみましたが、途中からスキップが多かった感じです。

まず、操作面ですが、個人的には操作しにくいでした。メッセージのスキップがトリガーという点。メニューやヘルプをトリガーにして、メッセージスキップはボタンのトグルにして欲しかったです。後半は輪ゴムを使ってトリガーを引きっぱなしにしましたが、ここまでしなくてもプレイできるようにして欲しかったです。 また、選択肢ですが、デフォルトで選ばれた状態というのは良くないです。新規ユーザーならじっくり読みながらプレイするでしょうから、問題無いとは思いますが、PCからのユーザーは知った文章が出てくるわけですから、飛ばしたいと思うわけです。ボタン連打でしか進めることが出来ないので、選択肢も時々選んでしまう状態が続きました。選択肢が出ても上下で選択を行わない限り選べないというボタン連打をして欲しかったです。

ボイスが合うか否かは個人の問題ですので言及しませんが、仕上がりは問題無いので素晴らしい出来だと思います。こういったギャル物が嫌いでない人はお勧めできます。

攻略は作る気力がないのですが、攻略を求めてくる人にアドバイスを。 以下自粛しますので、CTRL-Aなどで文字選択して読んで下さい。

まず、舞、栞、真琴はそれぞれのシナリオへ入るポイントが明確なので迷わないと思われます。 舞は夜の校舎へ行っていれば話が進みます。自己鍛錬を開始したら1箇所重要な選択肢 がありますので、それさえ気を付ければ難しくないです。栞を狙う場合は舞を出しては 駄目です。それと、朝、登校時に近道を探すイベントがありますが、わき道に入ると攻 略不能になります。真琴は問題ないと思いますので割愛します。問題の名雪とあゆです が、前述3人のシナリオに入らないように気をつけます。舞、栞は登場させなければ問 題無いです。あゆには特別なパラメータとして好感度がありますので、そのポイント次 第で日付の切り替わりに登場する夢の内容が変化していきます。すべて見ているとあゆ シナリオに入りますし、途中までなら名雪シナリオに入ります。あゆシナリオはあゆの 宿泊イベントとなりますし、名雪シナリオは試験勉強のイベントが発生します。これら が目安になるでしょう。各シナリオに入れば難しい選択肢は無かったと思います。 CG回収ポイントとして、真琴の入浴は買い物イベントで追求を行うとその後、入浴 するかどうかの選択が出て発生するはず。2種類あるのでそのまま突き進むべし。名雪 の猫を頭に載せたCGは一度名雪シナリオを終わらせ、真琴シナリオ中にピロを飼うか どうかのところで選択肢が発生します。真琴を先に終わらせた場合は2度プレイする 必要があります。舞CGで大きく欠けているのは佐祐理イベントです。舞を一度終わら せ、2度目の舞シナリオ中に佐祐理が敬語しか使わない理由に関する選択肢が出ますの でそれを選べば佐祐理シナリオに入ります。

ガンバード2(☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○○
・シナリオ:      ○○○
・オリジナリティ:   ○○
・マリオン発進度:   ○○○○○

アーケード版同タイトルからの移植。彩京の縦スクロールシューティングゲームです。

どういう経緯か知りませんが、販売がカプコンなのでカプコンのキャラである「モリガン」も登場します。別の会社のキャラが出てくるのは悪くないですな。

ゲームは縦長画面の縦スクロールシューティングで、ショットとボムの典型的なタ イプです。”2”からわかるように、前作ガンバードがベースで、パワーアップアイテ ムでショットパワーのパワーアップ、ボムアイテムでボムがストックされます。前作か らの変更は、画面下に敵を倒したときに蓄積されるゲージがあり、一定数貯めるとレベ ルが上がり、レベルに応じた溜めショットや隣接攻撃が可能となる点です。前作では溜 めショットはあったけど、無制限だった気が…。前作同様自キャラの選択が重要で、 キャラによって特性が違うのでゲーム進行が若干変わってきます。

ゲームの難易度は7ランク中デフォルトで5です。毎度のごとく、彩京のシュー ティングは難易度を思いっきり下げることが出来ますので、苦手な方でも安心して楽 しめます。ゲームバランスはかなり良いと思います。難しいと思えたら下げれば本当に 簡単になりますし。

その他、点稼ぎ要素などもかなりありますので、スコアアタックなども楽しそう です。ボムの使い方とコインの取り方次第で得点を思いっきり稼げますので腕に自信 のある方はどうぞという感じですね。それと、前作同様キャラ単位の話となってます ので、一通りのキャラのクリアをお勧めします。2P同時プレイの場合も話が変わる のですが、2P同時とみなすプレイ状態に出来ますので、一人でも楽しめる点はなか なか。サターンの戦国ブレードの時は2P側を乱入させて会話を楽しんでましたけど、 今回はその心配はありません。7キャラ居て、2通りの話があり、さらに、2Pとの 組み合わせでさらに3通りあるのかな?全部のエンディングを見る のはかなり時間がかかりそうです。

残念な点が1点。VGA対応で無い点。うちではすべての機器をRGB接続して ますが、ドリームキャストでは間抜けなVGAボックスがあり、対応でないソフトは 接続できないという状態に陥ります。せっかくにじみの無いドットくっきりなRGB接続という環境を 用意していながら、コンポジット接続を必要とする点が解せません。 特殊なコントローラなどが対応してないというのならわかりますが、誰がどんなパッ ドやジョイスティックで、どんな接続でプレイしようが、開発側は関係無いことです。 開発側が想定するベスト接続環境がコンポジットという決断…移植作業をしたスタッフ の無能さが出ているのでは無いでしょうか。ちなみにS接続があるだろう…という意 見もあるかと思いますが、S接続だってケーブルは別売りですからね。そもそもRGB 接続をVGAボックスという形でリリースしているセガにも責任はあるのでしょうが、 VGA接続自体手間のかかることでも、既にそういった接続がある以上、対応すべき です。別にガンコントローラに対応するとかそういう話しではないので、VGA接続 が削られるという点は納得が出来ません。これがマイナス要因でした。

久遠の絆 再臨詔(☆☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○○
・音楽・効果音:    ○○○○○
・シナリオ:      ○○○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・スケールがでかい度: ○○○○○

プレイステーション版久遠の絆の移植。ジャンルはシネマチックノベルとありますが、いわゆるビジュアル(サウンド)ノベルです。

ゲーム本編はプレイステーション版でプレイ済みなので攻略を見ながらのプレイしま した。ドリームキャスト版としての追加要素は、ある程度条件を満たせば出るので、一 通りプレイをすれば自然とプレイできる点は良く出来ています。プレイステーション版 でわかりにくかった追加シナリオの出現方法とはだいぶ違いますし。既存の部分は細か い違いがあるのでしょうけど、比べたわけではないのでわかりません。細かいフラグの バグ潰し、効果音の不具合の訂正と移植としては当然の事かな?

ドリームキャスト版追加部分ですが、シナリオの追加としては大歓迎ですけど、ただ 読むだけの追加は残念です。多少なりとも選択肢を入れて「シネマチックノベル」とし てのゲーム性を増して欲しかったと思います。まあ、全体としての完成度はある程度あ ると思いますので十分かななんて思います。

難点は時間がかかることくらいと思いますので、この手のゲームが嫌いでなければ 無条件にお勧めできます。プレイステーション版で満足している方は無理して買うレベ ルではありません。移植物ですし。

クライマックスランダーズ(☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○
・シナリオ:      ○○○
・オリジナリティ:   ○○○○○
・レベルが戻っちゃう度:○○○○○

ドリームキャストオリジナル。往年のクライマックスのキャラクタが出てくるRPGで す。ランドストーカーのライル&フライデー、シャイニング&ザ・ダクネスのマーリ ン、シャイニングフォースのヨーグルト、レディストーカーのレディと懐かしいキャラ が出てきます。

ゲームは3D視点のRPGで、移動は3D空間を動き回り、敵が居て、戦闘をしかける かしかけられると開始します。戦闘はターン制の花一匁バトルです。ダンジョンは入る たびに生成されるらしいですが、自動だろうが固定だろうが大差は感じられません。入 ると死ぬかクリアするか中断するまで抜けられません。ランダムに落ちているアイテム をうまく活用していかないと駄目ですが、持てる数が少ないので取捨選択が重要そうで す。

難点はダンジョンを抜けるとレベルが戻ってしまう点。ダンジョンは勝手に迷路が 出来るので何度も同じダンジョンを楽しもうというコンセプトかもしれませんが、一連 の流れを追おうとすると、これは結構苦痛だったりします。また、メインキャラ同士は パーティが組めず、迷宮内で捕まえたモンスタを利用します。だから愛着も沸かない し、さっぱりです。いろいろなコレクション要素もありますけど、どれも中途半端と いう感じです。

個人的にクライマックスのゲームは好きなのと、ミニゲームが大量に入っていると 言う点で気に入ってます。が、一般受けは難しいかも。

こみっくパーティ(☆)

・操作性:       ○○
・音楽・効果音:    ○○
・シナリオ:      ○○○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・擬音が多すぎる度:  ○○○○○

18禁パソコンゲームからの移植。一般向けへの変更と、新キャラクタの追加、メインコマンドの大幅変更されれます。 同人誌というアマチュア製作の漫画を通して繰り広げられる話。コマンド選択式のアドベンチャーゲームです。

個人的に元のゲームが凄く好きだったので、期待の1本でしたが、同人誌を製作する シーンがレバー回転、ボタンを押すというコマンドを実行するものになった点ががっかりでした。 慣れてしまえば問題ないでしょうけど、コマンド入力が苦手な人は慣れる前に嫌になる ケースがありえるということ。シナリオによっては簡単には終わらせることが出来ない ようになってます。パソコン版では実行するコマンドを知っていれば必ず誰でもクリア 出来るゲームでした。しかし、今回の変更により必ずしもクリアできる保証が無い点が 残念です。また、原稿は24ページから84ページまでの種類がありますが、48ペー ジあたりが普通に描ける限界。それ以外はアイテムを駆使しないとまず無理。84ペー ジに関してはアイテムを駆使しても難しくなってます。

シナリオですが、追加分は悪くないです。新キャラのシナリオも笑い転げながらプレイ しました。しかし、クライマックスがお粗末って感じだったし。一番気に入らないのが詠美との勝負シナリオで す。普通に原稿を描いて勝ってしまうのは何とも。元のよかったシナリオを台無しに してしまったのが残念です。

音楽は問題なくばっちりです。が、音声が最悪。PCM音源が悪いのか、サンプリン グレートが低いのかわかりませんが、音割れ、こもりがひどいです。別のソフトで高音 部が割れる現象があるから、特定声優のみかと思えば、ほぼ全員同じ現象です。 GD-ROM2枚組なのにこの音質は無いと思います。どこに無駄遣いしているのかわからん。

それと、伸びに伸びで発売された訳ですが、すぐわかりそうなバグが多いのが何 とも。読み取りエラーと思われるエラーのお陰で進行に凄く支障が出ました。途中、 電源が入らなくなるトラブルが発生(1年以上使っているためもあるが、このソフトが 問題ともいえる)し、ハードを交換しましたが、1度止まるという事実もあります。 2枚目から立ち上げると挙動がおかしくなる現象もあるし。さっぱりです。

元のゲームが好きだから甘くつけて☆1個ですが、オリジナルだったらまずマイナス です。ユーザーを甘く見ている証拠ですな。初回限定版を入手しましたが、通常版 との差がわからん。フィギュアはガシャポンに出てくるような出来(造型、色、質 共)だし。コールドキャストの色付きとは言わないが、せめてキャストキットにして くれよ。色は自分で塗るからさ。あとテレカ+設定資料がついてますが、どこに差だけ の価値があるのかさっぱり。あまりユーザーを舐めるなよ。

スペースチャンネル5(☆☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○○○
・シナリオ:      ○○○
・オリジナリティ:   ○○○○○
・マイコー度:     ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。いわゆるリズムアクションゲームです。

宇宙人に占領され、踊らされている人達や宇宙人のダンスをコピーして救出するというコンセプトはまさに馬鹿ゲーです。キャラクタにかなりインパクトがあるので、人によってはひいてしまうかもしれません。海外製メガドライブのゲームでトージャム&アール2であるパニック・オン・ファンコトロンがありますが、その中のラジカセ野郎のコピーを真似すると得点というのがありましたが、まさにソレです。

ゲームは音声により方向(音声はアップ、ダウン、ライト、レフト)とボタン操作(音声はチュー)の単純なものですが、音楽に合わせて押さないと駄目です。タイミングが命ということです。さらに宇宙人と地球人に対するボタン操作は違うボタンなので、難易度を高める要因の一つになってます。ボタンはうまく聞いてタイミングよく押さないと駄目で、判定の猶予がかなり厳しいのが辛いです。自分はちゃんと押しているつもりでも、ちょっとタイミングがずれる、コントローラのボタンが斜めに入るとボロボロになるのが何とも。もう少し甘い判定を期待してましたが難しすぎです。

お勧めできる点はこの馬鹿さ加減とナイスなキャラの動き、軽快な音楽かな?ゲーム的にはちょっときついかも。

センチメンタルグラフティ2(★★)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○
・シナリオ:      ○
・オリジナリティ:   ○○
・弱みをつけこむ度:  ○○○○

サターン版センチメンタルグラフティの続編。ドリームキャストオリジナル。

ゲームはやや上から見下ろす舞台となる街を徘徊し、要所で発生するイベントを 見つつ進めていくアドベンチャーゲームです。前作みたいに大幅な移動が無いので 楽そうに見えますが、イベントがなかなか見つからず、難易度は非常に高いゲーム となってます。イベントが発生すると、動画を含むCGにて表現されてます。

毎度の事ながら、マニュアルがチープ。ゲーム中の説明もロクにされてないので 最初は試行錯誤が必要となります。この辺のユーザーのなめ方は非常に腹が立ちます。 肝心のゲームは、イベントが非常にわかりにくく、攻略本無しではクリア不能と思 われる難易度です。イベント管理も甘く、細かいイベントは同じ物を何度も見せら れたり、出会って名乗ってるのに名前がわからない感じだったり散々です。ゲーム 部分で面白いと思える部分って自分には理解不能でした。

キャラの魅力はまあまあだと思います。客観的にみれば☆4個くらいの話題性 はありそう。個人的にハマルようなキャラ魅力は感じません。前作のほうがまだ良 いですし。 結局2といいつつ何もメリットを感じません。オープニングで前作主人公が死んで 悲しみが拭い去れない娘を奪い去るシナリオも電波物だし。プレイしていて気分が あまりよくなかったです。

ソニックアドベンチャー(★★)

・操作性:       ○
・音楽・効果音:    ○○
・シナリオ:      ○
・オリジナリティ:   ○
・ソニックはもう結構度:○○○○○

ドリームキャストオリジナル。メガドライブで看板キャラクタになったソニック・ザ・ヘッジホッグの最新作。3D画面をやや後ろからの視点のアクションゲームです。

最新作で、しかもドリームキャストでかなり話題になっていたので気になってまして、プレイが楽しみでしたが…これはソニックじゃない!3D視点になった段階で逸脱してます。3Dブラストの時はまだ許容範囲内でしたが、これは論外です。敵との距離感がつかめないし、喋るし。別にソニックでなくてもよかった気がしますね。

とにかく、操作性に問題があります。3D視点と、掴みにくい敵との距離感のお陰でスピーディでテンポのよいアクションゲーム台無しになってます。バンパーに当たってはねているときはどんな風に飛んだのかも判らないし、コースの中か外かもよくわからん作りにはがっくり。

プレイ開始して最初の1分程度でパッドを投げ捨ててました。一応最初の敵を倒すことは出来ましたが、次のコースで訳がわからないのでもう断念。変にソニックの名前を継がなければ面白いゲームだったのかもしれませんが、引き継いでしまっているために駄目なのかな?と思いますね。

パンツァーフロント(☆☆☆)

・操作性:       ○
・音楽・効果音:    ○○○
・シナリオ:      ○
・オリジナリティ:   ○○○○○
・戦車砲でボコボコ度: ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。戦車シミュレータです。

戦車シミュレータという珍しいジャンルです。故に難易度は非常に高いものと なってます。左右のトリガーで左右のキャタピラを回転させ、Yボタンで逆回転、 片方を回転させることで向きを変えます。敵を補足したらAボタンで弾を装填し、 画面が切り替わるので、高さを調節してボタンを離すと発射。距離が離れすぎると 弾は重みで落ちるという感じです。狙い所も各戦車の弱点を狙うようにすると効 果的。対戦車砲などは地面を狙って爆風で倒す…などとかなり細かい設定がされて ます。

手軽に楽しめるか?と思ってましたが、シミュレータ寄りらしく、自分には 難し過ぎました。砲塔の移動が十字キーというのも慣れなかった理由かも。アナ ログスティック対応にして欲しかったです。向いている方向が砲塔の向きという のはよかったのですけどね。シミュレーション重視で作られたということなので これでよかったのかもしれません。戦車戦をリアル指向で楽しみたい方はいいかも。

まぼろし月夜(☆☆☆)

・操作性:       ○○○
・音楽・効果音:    ○○○○
・シナリオ:      ○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・ヒロインが幽霊度:  ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。よくあるビジュアルノベルと分類されるゲームです。

ゲームは表示されるシナリオを読んでいき、6月末から8月中旬までの毎日の行動を 1つ選択し、選択肢が出たらそれを選ぶというタイプです。毎日の行動は一度セーブさ れれば次から参照することができます。セーブは基本的に文字が出ているときならいつ でもセーブできるのでセーブ&ロードを繰り返せばキャラ別のエンディングを見るのは 簡単になります(選択肢の選び方もあるのでそう簡単にはいきませんが)…と いうより、セーブ&ロードを繰り返さないとゲームにならない点は最悪です。個人的にロードしてシナリオを楽しめるか?という問いにはNOの人なので特にそう思います。

この手のゲームで重要なメッセージスキップですが、パッドだと出来るみたいです が、うちではアーケードスティックを使っていたのでそれが原因でスキップは一切出来 ませんでした。せめて翌日までスキップとか選択肢が出るまでスキップなどの機能が欲 しかったです。

シナリオ面で一日の区切りにて話が何となくぶつ切りに思えてしまうのがなんとも。 もう少し文書表現の方法があったのでは?と思います。話も盛りあがってきていきなり 次の日になったりして雰囲気がげんなり…なんて良くあります。

売り文句である「圧倒的なシナリオ量」とありますが、確かに圧倒的です。ただ、 だらだらと長い感じがしてしまうのは私だけでしょうか?。ゲーム期間が結構長く、狙ったキャラ が本当に攻略できているかも良くわからず、終わってみるとバッド…何て言うパターン だと落胆度はかなりのもの。もう少し何とかならなかったのかな?と思います。

全員のシナリオを読んだわけではありませんが、それぞれの話は良く出来ていると 思います。雑魚キャラまで完全にしゃべるフルボイスもなかなかですし、音楽も雰囲気 にばっちりでいいのですが、個人的にはゲーム期間が長すぎるのがすごく残念に思い ます。やはり一日3時間程度で終わるシナリオ量が丁度いいとおもいますがどうでしょ う。

よくあるキャル物ゲームとして見ると良い出来だと思います。余力がある人はどう ぞという感じかな?ただ、プレイステーション版も後から出てまして、こちらのほう はシナリオのバランスや一日の行動の記録なども改善されているらしいですから、画 質にこだわりがない人やCD-ROM2枚でもかまわないならプレイステーション版がいい でしょう。

REVIVE...〜蘇生〜(☆☆☆☆☆)

・操作性:       ○○○○
・音楽・効果音:    ○○○○○
・シナリオ:      ○○○○○
・オリジナリティ:   ○○○
・頭に触角がある度:  ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。サターンで出ていた『慟哭、そして…』のシステムを 継承したトラップアドベンチャーです。元々このソフトの為にドリームキャストを買っ たという我が家のキラーソフトでもあります。

ゲームは画面をクリックして捜索するやや古め(もう10年くらいまえのアドベン チャーゲームで使われていたタイプ)のシステムです。アイテムもポイントに合わせて 使うのですが、クリッカブルポイントの判定がかなりシビアなのが難易度を上げる要因 の1つになってしまってます。一度調べた部屋も状況によってまた調べないといけな かったりするのも難しいと思います。 慟哭では画面の暗さ故の難しさもありましたが、今回は 画面の明るさも設定可能となってます。

トラップアドベンチャーというジャンルの由来になっている点ですが、使えるアイ テムが場面により複数あり、使ったアイテムによりシナリオ分岐があるという点と、 生死を分けるイベントがあり、失敗すると自分が死んだり、登場人物が死んだりしま す。当然自分が死ねばそこで終わりですが、登場人物の死はそれ以降のシナリオ展開 やエンディングに影響します。この辺のシステムが好きならはまりますよ。セーブは 気軽に出来るのにロードが無いよ…と思ったら1度スタッフロールをみると次から追 加されてました。まあ、1回は連続してプレイしてくださいね…という作者からの無 言のメッセージなのでしょう。うちはリロードは基本的に行わないのでこれでいいと 思ってます。それと、メインメニューに今まで見たCG一覧も追加されます。既に裏 技が出てますけど、慟哭同様20回スタッフロールを見れば全CGがオープンされる らしいです。これはロードして見ても同じなので一回のプレイで満足の人は何度もロ ードしてやり直せばCGだけは見られます。

シナリオは…普通かな?よくあるタイプの話の展開です。結局登場する人物は何ら かの試練を背負っているという感じの。すべての真相を知るには深く関与しているキャ ラのエンディングを一通り見ないとわからない仕組みです。だからあるキャラが終わっ たからすべてがわかる訳ではないので繰り返しプレイは必須となります。

音楽はさすがです。雰囲気ばっちりですし、OPもなかなかいいと思います。 OPの音楽はCMで聴いたことある人が多いのでは?まあ、この辺は個人の好みの 問題ですね。

操作性ですが、マップ移動がアナログスティックなのでいいかな?と思ったら方向 転換しにくいです。一度スティックを中立に戻して入れなおせば問題無いのですが、 もう少し何とかなりそうな気がしてます。ターゲットポイントをクリックして自動で 移動できたらもっと楽だったのに。

慟哭では原画を横田守氏でしたが、今回はうめつゆきのり氏。だいぶこれでゲーム の印象が変わりましたが、やってみると変わり無いことが良くわかります。絵的には 嫌いではありませんが、ほっぺたの赤みが気になる(爆)キャラはみんなスタイルの 良い爆乳姉ちゃんばかりなのでこの辺の好みも別れそうな感じ。ナイスダンディなお やぢが少ないのもちょっと残念。慟哭神田川みたいなおやぢが欲しかった(爆) まあ、PC環境とは違う美少女ソフト系列としてはなかなか出来の良い質の高いゲー ムだと思います。その手の方はぜひどうぞという感じです。

レインボーコットン(☆☆)

・操作性:       ○
・音楽・効果音:    ○○
・シナリオ:      ○
・オリジナリティ:   ○○
・コットン度:     ○○○○○

ドリームキャストオリジナル。サクセスのコットンシリーズのドリームキャスト版。

キャラ後方からの視点の3Dシューティングです。ゲーム開始時やステージ間で流れる映像は2Dアニメで、それぞれの 映像が結構長いです。コットンファンなら一度見てみるのもいいかも。でも、毎回コットンを見ているとわかるのですが、だんだん違うキャラになっていっている感じがするのは気のせい?

肝心のゲームですが、すげ〜やり難くて難易度が高すぎです。何が難しいかというと、視点的な問題は置いておいて、ショットがどこに定まるかわからない点です。基本は前方で、ホウキの先端から弾が出ていて、移動するとホウキの後ろがまず移動を開始し、 先端は後からついてくるタイプ。それゆえ、ショットは上に移動すれば下を向いてしまうし、下に移動すれば上を向いてしまいます。で、ショットは雑魚などに当てるのは難しい状態という。これがオートロックオンだったら楽だったのかもしれません。

今までのコットンシリーズのシューティングとしての爽快感はあまり感じられませんね。どちらかというと、ゲーム途中の漫才を楽しむだけという感じです。3Dモデリングされたコットンはなかなかでしたが、ゲームとしての魅力は薄いですな。