やっとC-GRACEのメインプログラムであるエグゼキューターとサンプルCGデータの打ち込みが終わったので実行してみました。
MZ-2000も320×200ドットまたは640×200ドットのグラフィック能力を持ってました。しかし、標準BASICのグラフィック命令は貧弱で、PAINTにFM-7やPC-8801などで使えたタイル機能が無かったので中間色ペイントが出来なくて、ここまでの絵を出すのはかなりの労力が必要でした。他機種のCGプログラムを移植しようとしても、躓くのは色を塗りつぶすところでした。
なので、当時テクノポリスに掲載されたこのプログラムを実行したときは心底驚きました。グラフィックツールなども存在してたのですが、購入にまで至らなかったので、この手のCGを実際に見る機会はまずありませんでしたので。
久々に見ると細かい色合いがなかなかいい感じです。フルカラーCGがあふれかえる今日ではドットの荒い絵だと感じると思いますけど、まあ、そういう時代があったのでした。