月別アーカイブ: 2009年6月

サーバのメンテ

細かいリビジョンがあがったものが多かったけど、slangのコンパイルでハマった。
コンパイルの結果をスクロールをさかのぼって見てみると、ldが「cannot find -ltermcap」というエラーを出していた。ncurses-5.6-r2辺り?と思ってequery f ncursesでファイル一覧を見てみると、libtermcap.*が見つからず。別にインストールする必要が?と思って調べてみると「sys-libs/libtermcap-compat」ってのを発見。これをインストールして再度コンパイルするけど結果は変わらず。env-updateの実行を忘れてました。一応ldconfigも実行し、source /etc/profileを実行してリコンパイルしたらうまく行ってました。でも、libtermcap-compatが必要なら勝手にインストールされても良いと思うのだが。あとはrevdep-rebuildを実行して欠落してるライブラリがないかチェックで完了です。
Gentooは各デストリでバージョンアップしたときのアップデート作業が無くていいけど、細かいハマりがあるので調べることが出来ないと辛いかもね。rpm系、deb系、tgz系などで好きなパッケージ管理が出来るものを選べばいいですけど、CPUパワーがある程度あるならGentooを選ばなくてもいい気がしてきた。ただ、うちは他のデストリだと本体と開発部(~develなど)が分かれていてプログラムを作ったり何かをコンパイルするとき入ってないとがっかりするのでそのあたりが嫌いだったり。Apache、PHP関係も微妙にいくつかパッケージがあるのもねぇ。なのでGentooを使い続けるわけです。

久々

いろいろとリアルの環境が変わったのでいじる時間が取れなくて放置状態でした。常時PCを起動する数を減らしたのでXeonマシンなどは停止して凍結状態です。ノートも一台WindowsマシンにしたのでA31pとサーバマシンのみとなりました。
サーバは忙しくなる前にメンテしたのでxorgの変更分は間に合ってカーネルのバージョンを上げたくらい。A31pは結構放置してたので200近いパッケージのコンパイルが必要でした。
気づいたのはcairoのコンパイルでUSEフラグの変更があった点。svgというフラグがコンパイル時に必要らしい。関連してX関係でいくつか使われるようになっていた。次にxorg-serverの変更点。キーボードとマウスの設定がxorg.confから/etc/hal/fdi/policy配下へ設定をXMLで記述したファイルが必要とのこと。HALを使わない場合は問題なく移行できるみたいです。前から組み込んでるのでアップグレードガイドのサンプルを展開し作成しました。キーボードは日本語キーを使ってると設定を加えないと駄目らしい。うちはUSキーなので特に要らないっぽいですけど、参考に書き加えました。
○キーボード設定



evdev
/dev/input/event0
xorg
pc101
us


○マウス設定
http://74.125.153.132/search?q=cache:_VEsIKEbvnYJ:nyanpokorin.blog55.fc2.com/blog-category-1.html+xorg+1.6+ThinkPad+fdi&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&lr=lang_ja&client=firefox-a
こちらを参考にして追加しました。ドライバはevdevでキーボードと同じようにデバイスも指定したらうまく動作しました。デバイスは/proc/bus/input/devicesに書かれているので合わせれば動きます。闇雲に他人の設定に合わせると動かない場合も。
キー入力も問題ありませんし、トラックポイントもWindowsと同じように動作してますので問題ないと思われます。