サーバのsystemd化

だいぶ放置してたのでsystemd化しました。
genkernelを使ってるのですが、genkernel-nextでないとダメらしいのでgenkernelを消してパッケージを追加。sys-fs/udevもコンフリクトするので消す。この状態でリブートがかかるとシステムが起動しなくなるので要注意です。
カーネルが4.1.15-r1が来てたので展開してカーネルを作りました。必須、推奨の設定を行い、オプショナルの設定は確認のみ。大抵設定されてるので、必須設定のみ行えば行けると思われます。カーネルを作り終えたら、systemdフラグを有効にしてemerge -uDN world(通称うどんワールド)を実行。これでsystemdフラグに関連するパッケージがリコンパイルされるので、エラーがない事を確認すればOK。grub2のコマンドラインを設定。これを行わないとOpenRCが動くので必須です。一応preserved-rebuildを行ってライブラリのリンク切れがないか確認したらリブートです。
再起動すると最低限のサービスしか立ち上がってないので、ネットワーク設定、各種サーバの登録と起動していきます。大抵はsystemctlコマンドでサービスを追加(enable)して起動(start)させれば行けます。うちではapache2、mysqld、ntpd、xinetd、smbdを追加起動させました。

問題があった点は、RTCが有効になってなくてhwclockコマンドが停止してしまった点と、モニターを閉じてスリープに入ってしまう問題点があったくらいかな。前者はカーネル設定の問題で、時々RTC関係はOFFになっていて気づき難いポイントかな。後者は一応カーネルのハイバネートをOFFにしておいて、/etc/systemd/logind.confのHandleLidSwitch=ignoreを有効にしたらスリープしなくなりました。