dragonlance

最新刊が出た。新シリーズの魂の戦争第二部です。すげー中途半端に第一部が終ってたので続きが気になってました。第一部は上下巻の2巻構成でしたが、今回は1冊となって分厚くなってます。分けられなかった理由は話の展開にあるのでしょうね。じっくり堪能しながら読みたいと思います。
また、アメリカで2007年中に映画化されるとか。ついに来たか!という感じです。英語字幕はどうせボロボロだと思いますので、字幕は期待できない。日本語訳もボロボロでしょうから脳内変換して我慢するしかないでしょう。指輪もそうでしたが、日本語訳された書物があるのだから、訳は絶対あわせるべきです。作り手の情熱がどこまであるのかも期待したいところです。
ドラゴンランスは自分が高校生くらいに初めて日本語訳されたものが出ました。当時ラジオCMで発売されるとアナウンスされましたが、当然知らない世界だったもので、買ったのは1年半くらいしてからだったかな?いかにもアメリカ風なヒロイック物なのでキャラの見た目はアレでした。まあ、ベースがゲームのシナリオを元にロールプレイした結果の話だったので、人間味のあるキャラに次第に惹かれていった記憶があります。同時期に、訳にも関わってる水野良がダンジョンズ&ドラゴンズのロールプレイをコンプティークに載せて、それを元にロードス島とか書いてました。元がゲームと知ってると、話の中で魔法にかけられたり、ダメージを受けたりすると、セービングスロー(効果があったかどうかを賭けてダイスを振って判定する行為)に失敗したのかとか思ったりして思わずニヤリとしてしまいます。
ちなみにこの頃、ダンジョンズ&ドラゴンズというロールプレイングゲーム(今はテーブルトークRPGって言われてるのかな)の日本語訳が出て、シミュレーションゲーム一色だった当時の遊びに、ロールプレイングゲームが割り込んできた時代でもあります。慣れてないので役になりきってプレイってのはなかなか出来ないものでしたが、本が擦り切れるくらい遊んだものです。(…って自分はマスターというシナリオ進行役がメインでしたが。シナリオを平日に作り、土日に友人宅でプレイというスタイルが多かった)
まあ、こんな思い入れがあり、この小説がありと言った所です。恐らく映画を見れば評価は厳しいと思いますが、期待したい一本です。まあ、別メディアになると別ものと覚悟してますけど、アニメにだけはならないで欲しいです。ボロボロになりそうだし。