ノートPCにWSBuilderを入れて再起動してみたら起動しなくなった。問題はソフトというよりハード障害ですが、ブート時にハードチェックが終わってHDDからブートしようとするとそこで止まるという。Missingは出ないのでHDDからブートプログラムが読み取れないと思うのですが、修復インストールしても起動できなかった。CHKDSKも非常に時間がかかって正常終了っぽく見えるけど修復してるっぽく見えつつ実は何もしてない感じで何だか。
復旧作業前にコミケで江戸らぐさんから貰ったSLAX-jaのCDRを使って起動してWindowsマシンへHDD内容をコピーしました。SLAXだとCIFSのマウントができるので、Windowsのデフォルト共有であるSharedDocsもマウント出来て救済にちょうどよかったりする。tarとかzipで固めてコピーと思ったのですが、Linux上ではSJISだと駄目なのでUTF-8で圧縮してしまう。これだと共有へ持っていってもWindowsで解凍するとUTF-8のまま解凍するのでNGだったりする。なので、共有へディレクトリごとコピーで対処しました。これだとNTFS(SJIS)→(mountで変換)→Linux(UTF-8)→(CIFSで変換)→Win(SJIS)とコピーされるのでWinで中身を見る場合問題なく参照できるという感じです。
Windowsの再インストールはSLAXからmkfs.ntfsでフォーマットしておき、Windowsのセットアップからクイックフォーマットしてセットアップしました。またアクチが動いてしまいましたけど何とかセットアップできました。一応CHKDSKしてみたけどエラーがまったく無いのが不気味すぎる。
ThunderBirdとFireFoxはApplication Data内の各フォルダとLocal Settings内のApplication Dataフォルダ内のフォルダをコピーしてセットアップしたら元に戻りました。ブックマークも履歴もキャッシュまでもそのままなので一安心です。問題点はインストーラーを通さないアプリ類のバックアップが欠落してしまっていて面倒なのでメインマシンからコピーしなおして復旧しました。余計なのを入れない予定だったけど面倒だし。そしてクイック起動を復元して元に戻りました。
忘れてたのが1点あった。うちのノートはThinkPadですが、トラックポイントのドライバが持つ設定ファイルにFireFoxの設定がないのを忘れてて何度かセットアップしていた点。何でセンターボタンのホールド+上下でスクロールしないのか謎だったよ。
あとはコンパイラを何にするか悩んだけど入れようとしていたWSBuilderはマルチプラットホームでいいのはわかるのですけど、Windows的な操作性に問題があるプログラムってわかったので利用を諦めました。キーバインドをきっちり設定すればいけそうですけど、デフォルトでWindowsとの親和性が低いってのは致命的かと。メニューをマウスで選んで左右にマウスを動かすとメニューの隣などが開いたりしますけど、そういうのが出来ないと何だ?こりゃ?ってなりますので。また、gccであるMinGWですが、どうもアップデート関係の仕組みがいまいちわかりにくい。MSYSと別システムになってるのでMSYS関係はMSYSのインストール先へ解凍して上書きすればいいのですけど、MinGW関係のコマンドとダブってたりするし整合性が取れなくなったら調べるのも面倒になりそうで結局消しました。gccが使えるとLinuxと連携して開発が出来るので魅力的なのですけど、突き詰めればforkとかプロセス制御関係がそのまま動かないみたいですし、WindowsはWindowsで何とかしないと駄目って感じか?なので、結局Borland C++5.51とPlathome SDKを入れました。リソースエディタがないのでOpenWATCOMも入れてリソース周りはこちらを使おうかと考えてます。まあ、これでサクラエディタとかエミュレータの一部はコンパイルできるので事足りると思われます。(MSの開発ツールに屈せればいいのですが高いしねぇ。貧乏サンデープログラマには手が出せません)