何気に調べ物をしたたらヒットした。
エレキットというと、青いプラスチックのケースに透明なふたでパッケージされて、ある目的の機能を果たす電子パーツパッケージって感じの商品だった。簡単な基板と電子パーツが一式揃えられて、半田付けが出来れば簡単に作れるという代物。ラジオだったり、電子オルガンだったりいろいろ出ていて、これを組み立てて半田付けを練習した記憶がよみがえったよ。
このキットのイカした点は、ケースも加工して利用できた点。スピーカーやボリューム、コネクタなどをケースにつけて操作可能にしたり出来て、わざわざ作った電子回路用に専用ケースを作る必要がなかった点がよかった。
最初に目にしたのは小学生くらい。無線を扱う模型屋さんにおいてあった。当初はプラモデルを探しに回ったものですけど、これを見つけたときは衝撃的だった。さすがに小学生のときは半田ごてなんて使わせてもらえず。そして中学になってこてをいじるようになって作ってみた記憶が。価格はあまり覚えてないのですが、千円くらいから数千円するものもあったと思います。当時1セットだって買うのは高価で厳しかった。
これ故に、電子関係は興味があったのですけど、高校進学でその方面は倍率が当時高かったので反対され、普通高校に進んでそれまで。そして同時に興味のあったパソコンへと興味が移っていき、ソフト関係に進んでしまったと。あ、ソフト関係の仕事は体調を崩したので廃業ですけど。
まあ、そんな人生の分岐の1つだったものをふと見つけたので懐かしくなった。