VMware Player上でMS-DOSを動かす

ふとSimLifeをやりたくなって、フロッピーディスクを引っ張り出してきた。
英語DOSのゲームで、Windows環境下での動作は無理です。
なので、以前VMware PlayerにFreeDOSを入れた環境を作ったのを思い出して何とかセットアップしてみようと試行錯誤を。
SimLifeはフロッピーディスクに2枚で、ドキュメントとインストーラ、ゲームのアーカイブで構成されてます。この実ファイルをISO化してCD-ROMイメージ経由でHDDへ入れてみました。実際にコピーは簡単に進みますけど、セットアップに入るとうまく展開されなくてNGでした。
仕方ないので、MS-DOS環境も作ろうと思ってこれまたハマりました。うちのフロッピーディスクはUSB経由でんの外付けですけど、VMwareからはホストにドライブが無いという認識に。なので内容をイメージ化して読ませる作戦でいきました。イメージ操作はVirtual Floppy DiskのGUI操作が可能なのを使いまして、ドライブへマウントし、エクスプローラで内容を書き換える方法で行いました。
起動ディスクイメージの作成が難航して、検索するといろいろやってるサイトがヒットしたので起動ディスクイメージを拾い、内容を書き換えて対処しました。丸ごと消して入れ替えるとIO.SYS,MSDOS.SYSの位置が変わってしまって起動されなくなるのでこれらは上書きで置き換え、それ以外はばっさりと消してコピーしてイメージを作りました。これでブートするとMS-DOSのセットアップに入りました。
セットアップが開始されると何故かDISK1を要求してくる状態になりました。何度かイメージを作り変えたりしても状況が変わらず。悩むこと6時間程度、フロッピーディスクのラベル名が問題だったと気づきました。イメージを作ったときにラベル名の書き換えを忘れてました。そういえば、当時のソフトはディスクの中身をチェックするのにラベルを参照してるケースがあったと古い記憶がよみがえりました。一昔前はディスク内に識別するファイルが存在すれば通ったのですっかり忘れてました。
特に問題なくインストールされ、MS-DOSの起動は問題なく行えました。同じようにしてSimLifeのディスクイメージを作り、フロッピーディスクイメージからセットアップしてインストールまでは何とか。途中、英語モードにしなくて数分悩んだのは内緒。
そして起動してみると画面が進まず座礁しましたとさ。まだ素のCONFIG.SYSなのでいろいろと手を入れないと動かない模様。README.TXTに設定が書いてあったと思うのでやってみる予定。最悪マニュアルを引っ張り出せば何とかなるはず。
ちなみに、SimLifeはSimCityなどと同じ作者のゲームだったと思う。Sim何とかがいっぱい発売されて、その中でCityとAntとLifeのセットで売られてたのを入手し、Lifeだけは何とか廃棄せずにとっておいたのでした。他は他の環境で動くものが存在しますからね。LifeだけはIBM PC用しかないので。
ゲームは生態系のシミュレーションゲームで、SimEarthより生物よりの内容です。Quarksというボードゲームを知ってる人(っているのか?)ならそれのシミュレーション版といえばわかりやすい…かどうかはわかりませんが。そんな生物が闊歩するゲームなのです。