vosでは、古くからいろいろな言語サポートがあります。日本語はもちろん、韓国語やギリシャ語など世界各国で使えるようになってます。
業務で使ってるケースでは、デフォルトの英語で使用してました。日本語にするとファイル一覧などでタイムスタンプが出るときに日本語で出力しようとするので、端末によって表示できないケースもあるので設定してないのが現状でした。オンラインドキュメントに日本語サポートがなかったので、英語での利用でも問題なく行えました。細かいところまでローカライズできてないので、あえて日本語にする必要性もないという。
英語がメインでも、日本語表示などはできます。シフトモードという表示コードの切り替わりを示すコードを持ってます。JISコードを使うPCなどで、カナコードの開始を示すのにSI,SOというコードを使うものがありますがそれと同様です。コードが変わる最初に指定するロッキングシフトと文字コードそれぞれに指定するシングルシフトコードがありました。ですので、こういったコードを含むファイルなどを表示するデバイス(端末、プリンタ等)に送り込むと、コードに合わせていろいろな言語を表示できました。
日本語は漢字コードを示すものと、カナコードを示すものが2種類サポートされており、区別しないといけなかったのが面倒でした。ちなみに、漢字コードの場合に使われる文字コードはJISコードにMSBをONにしたものが使われてました。PCにバイナリデータを持ってきたときは、シングルシフトコードを取り除き、漢字2バイトに対して0x7F7FとORしてJISからSJISへ変換すると漢字コードを復元できました。カナコードはシングルシフトコードを取り除くだけだったのですけどね。
ちなみに、真のデフォルト文字コードはラテン語だったりする。OSインストール時に英語に設定してるので気づかない場合がほとんどだと思われます。なので、コードを扱うプログラムで、デフォルト値がラテン語というのがわかるかと思います。