初音ミクというＤＴＭソフトが流行ってるらしい。うちは９月中くらいに知ってたのですが、発売して前から興味を持ってた人が購入してニコニコ動画へアップ。それを見た人が購入してアップと繰り返して大ブレイクしてました。著作権のある音楽が多かったのですけど、オリジナルが次第に増え、それに伴いどんどんオリジナルが増えて今や５０曲を軽く超えるくら作られてます。恐らくもっとあると思いますが、追いきれない状況まできてます。

とりあえず使ってみたい人はＤＴＭマガジンの１１月号に体験版が載ってます。今となっては品薄みたいで、ヤフオクなどでもえげつない価格になってるみたいです。大本で体験版くらい配れば？とか思うのですけどね。まあ、元々民生で流行らせる気はないみたいですから仕方ないのでしょう。痛手を受けてるのは毎月ＤＴＭマガジンを買ってる人たちみたいですけどね。
体験版は年内までに１０日間利用できるというもの。作ったデータはセーブできませんが、演奏した曲はWAV形式で出力できます。中には１０日間電源を入れっぱなしでソフトを立ち上げっぱなしという人も居るとか。
ソフトを立ち上げると、縦に鍵盤が並んでて、横が時間軸となった画面が表示され、軸に音階に応じて発声させる長さを決め、歌詞を割り当てていくという感じです。それぞれの音に強さとか長さ、ビブラート、次の音への繋ぎ、息継ぎなどが指定できるみたいで、細かい設定をすればするほど自然な歌に近づくみたいです。
それでもとりあえず貼り付けるだけでそれなりに歌ってくれるのでソフトの出来自体はかなり良いものと思われます。昔、MIDI音源などでシーケンスソフトを維持立ったことがあれば難なく使いこなせると思われます。
ソフトはオープン価格で1万5千円くらいらしいです。ＤＴＭソフトとしては破格値らしいですが、ＰＣソフトとしてはやや高い部類かも。まあ、コンパイラとか画像ソフトなども高いですからこんなものといわれたらそれまでですけど。ニッチ的なソフトなので仕方ないのかもしれません。
今までは楽器演奏に関しては問題なく作れましたが、歌がどうしても大きな壁だったらしく、このソフトはその壁を取り払う役割としても大きな成果と思われます。これがたくさんの人が買ってる理由なのでしょう。確かに詩を作り、曲を作ったとしても、歌を自分で歌うか？となれば大きな問題でした。でも今回は歌ってくれるわけです。これは偉大なソフトといえるのでは？
希望としては次に出るソフトを１万、その次も１万としてもらい、これと３本セットで３万くらいなら買ってもいいかな？なんて思ってます。出来ればもっと安く入手したいですけど無理なのでしょうね。個人的にはもっと機能を細分化してプラグイン形式で販売だと最高だったかかも。で、本体をぐっと下げて。機能が必要と感じたら購入して継ぎ足すみたいな形がよかったかな。これまた難しいのでしょうけど、これが出来れば自分で使える範疇でお金を出して楽しめたと思いますし。
どこかでこのようなソフトのオープンソースを開発してくれないかな？無理だろうけど。