HDD換装

ThinkPadA31pで使っていたHDDは60GBですけど250GBが余ったので換装してみた。
最初はウルトラベイに入れてセカンダリで認識すれば簡単と思ってたのですけど最近の2インチHDDをウルトラベイに入れると干渉して正常に起動しなかったり認識しなかったりした。容量の少ない別のHDDなら問題なかったのですけど謎です。両方つないで単純コピーは失敗なので、SLAXをCD起動し、元のディスク内容をtar+bz2で圧縮、Samba経由でWindowsPCの共有へコピー、HDDをつなぎ変えてコピーを戻して復元という作戦で行いました。
SLAXで起動するとHDDは自動認識して/mnt/hdaXへマウントされます。一応中身を確認してみると問題なし。ルートとなるhda3をまずtarで圧縮しました。jオプションをつけてbz2へ圧縮しながら行い、出来た書庫は7GB程度。最初はFTPでサーバへアップロードしてしまおうと考えてたのですけど、2GBを超えるのはNGらしい(というか、proftpdで上限を設定してたかも)仕方ないのでsmbfsでマウントという事に。WidnowsマシンはWindows2000なのでコピーしてたら2GBを超えるところで転送エラー。XPマシンは空きが無いのでsplitコマンドで書庫を分離してコピーしました。ここまでで結構時間がかかった。tarが一番時間がかかりましたけどね。
ここで一度マシンを停止し、HDDを換装。再度SLAXを起動し、fdiskで/bootを128MB、swapを1GB、残りを/にしました。/bootは少し大きめですけど、カーネルは次第に肥大化してるので何世代か入れると過去あふれたケースがあって多めにしてます。swap領域は物理メモリーが1GBなので慣例的には倍らしいですけど、10数年前からの慣例は無視。倍もいらないと思って同じサイズです。今のところ使う上ではメモリー不足を感じたことがないしこれでOKです。続いて/bootをext2でフォーマット、/をext3でフォーマットしました。そしてsmbfsで共有をマウントし、バックアップした書庫をコピーし復元。/bootも同じように復元しました。(バックアップ時に当然/bootもバックアップしてあります)
ただコピーしただけでは起動できないので、Gentooのインストール時に復元した環境へ入るためにマウント、/procと/devをマウント、swapを有効にしてchrootで元環境へ。おまじないのenv-updateとsource /etc/profileを実行。あとはgrubを起動してブートローダーを設定しなおしました。
そして再起動して見ると・・・何故かOS選択がでない(でてるけどxpmの画像が出てない?)ですけど、起動は行うことが出来ました。/bootをマウントしてgrub.confをチェックしたけど問題は見つからず。まあ、後で調べることにします。とりあえず換装はこんな感じで問題なく行えました。知ってる人は当たり前なのでしょうけど、こういった経験がないとどのように行うのかハマりそう。特に入れなおしとかだと数日かかるし。今のmake.confさえあれば入れなおしてもいいけど面倒ですからねぇ。そして今まで溜まったアップデートをうどんワールド(emerge -uDN world)で更新中。なにやらgccがバージョン上がってるので再コンパイルとか考えると入れなおした方が綺麗になったのか?とか思いつつ。しかも、pythonもバージョン上がってるしなぁ・・・。うどんワールドが終わったらカーネル再構築してオールリコンパイルかな?