PowerBook G4へ入れてみるテスツ

MacOSの最終版が動くということで当時購入しておいたPowerBook G4を放置してあったのに気づいてPowerPC G4ってどれくらいのパワーがあるのか気になったのでGentooを入れてみようと思ったメモ。
元は40GBのHDDが入っていて、特に何もしてなかったのですけど、HDDを消してしまうのもアレだったので、余ってた100GBのHDDへ置き換えてのテストです。元はFUJITSUのHDDが入ってましたが、東芝へ置き換わるのでHDD性能の差もありそうな予感がする。
MacOSXはCDから起動すれば復元できるみたいなのでハンドブックにしたがって最低限で起動するCDを焼いてインストールしました。
まあ、引っかかるところは特にないですが、fdiskでなくmac-fdiskコマンドで区画を設定しないと起動できないっぽいです。後者だと初期化すると自動でMAP領域を作りますので後はそれぞれの区画を作ればOK。
Xの設定でちょっとハマり、halのfdi設定を無視してxorg.confのキーボードとかマウスを参照してるみたいでxorg.confの設定を行ったら何とか動いてた。今思えば、キーボードとマウスのセクションを外せばよかった気がした。あと、/dev/input/mouse0と思ってたらmouse1の方がキーボード手前のタッチパネルだったという点。あとボタンが1つしかないのはどうすれば?って思ったけど放置です。
ビデオはRADEONなのですが、ati-driversがマスクされてたのでxf86-video-atiを入れました。xorg.confの設定が通ったのでstartxで起動したら問題なく設定完了。
glxgearsの値でThinkPadA31pと比較ですが、PBだと440くらい。A31pだと5800くらいで表示周りは圧倒的にA31pの勝ちであった。CPUパワーはカーネルのコンパイルを比較してもそれほど体感で違いは無いように思う。P4-1.7GとPPCじゃ単純比較は難しいですけどA31pの方が何かと早いってわかりました。ビデオは確かPBの方が上のチップだった気がしますけどLinuxで動かすよりMacOSを使った方がいいかも?おそらくサウンド関係とか設定し出すと苦労しそうな勢いだしなぁ。
まあ、この程度の比較なので非難もありそうですけど面倒なのでこれまで。