トロン:レガシー

劇場やDVD発売直後に見た人からすればいまさらですけどざっと見ました。
時期的に内容に触れても問題ないと思うので以下はネタバレありです。

80年代に作られたTRONの数十年後の世界での話。メインはケヴィン・フリンの息子の活躍で、父のケヴィンが失踪したって話から始まる。アランもいいおっさんとして出てきたり、前作で悪役だったデリンジャーの息子らしき人も出てきて思わずニヤリって感じです。
電脳世界に入る装置がケヴィンのゲームセンターにあるのが謎でしたが、やはり背中からロックオンされて飛んでいく辺りは忠実でいいかも。叩いてるコマンドがUNIX系になってるのがちょっと興ざめして残念でした。前作みたいに文章を打ち込むみたいなシステムの方がオリジナリティがあって良いと思うのですけど。
電脳世界で父親と遭遇って思ったら、CLUだったというのが衝撃的だった。CLUって前作でデリンジャーによって隠されたゲームプログラムの権利証明を探すプログラムだったのかな。確か前作では消去されたんだよな…って思ったら、後でまたケヴィンが作り、それが今回の根本原因になったみたいだね。結局”完璧”とか”絶対”とかそういうのが絡むと大抵問題になるんだよね。
今回強敵だったプログラムがトロンだったってのも衝撃的だった。ユーザーに忠実なのにユーザーと気づいてからの行動がいまいち理解できなかった。もう少しみて確認してみたいところです。

まあ、一回見たくらいでは細かいところを見落としてたり、理解できてない点も多いと思うので上記も思い違いしてる可能性があります。まあ、違ってた点はそういうことで。